公務員看護師として働くのメリットは、主に3つあると言えます。それは、給与水準が比較的高いこと、福利厚生が充実していること、加えて、研修を受けられることです。
まず給与水準については、一般的な民間で働く看護師に比べると比較的高いのが魅力です。年収に換算すると、30万円近くの開きがあります。
その内実は、ボーナスの高さに関係していると言われています。民間の病院に比べると、公務員看護師として働く方がボーナスが多いです。
さらに公務員看護師となると、毎年昇給することも給与に影響しています。
次に、公務員看護師になることで、充実した福利厚生を享受することが可能です。
休日は原則として4週間のうち8日となっています。公務員は他の労働者の模範となることを目標に、労働者の権利や労働環境が保証されているという特徴があります。それにより、1週間の労働時間が明確に定められており、加えて諸手当が厚い傾向があります。
さらに公務員看護師になると、キャリアアップのための様々な研修に参加することができます。
例えば都道府県が運営する比較的規模の大きな病院の場合、毎月様々な講習会や研修会が実施されています。これらの研修は、外部から著名な講師が招かれるため、最先端の医療技術を学ぶ良い機会です。これらの研修に参加しながら、将来自分がどのような分野で看護師として活躍したいか、自分自身のキャリアパスを描きながら日々の業務に従事することができます。